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アキレス腱炎とは?ランナーに多い原因と症状
ランニングによるアキレス腱への負担
マラソンやランニングでは、地面からの衝撃が繰り返しアキレス腱に伝わります。特に走行距離の増加やスピード練習後に痛みが出やすく、炎症が進むと「走ると痛い」「朝起きた時にかかと周辺が硬い」といった症状が現れます。足立区梅島エリアでも、ランニングを趣味にする方や大会参加を目指す方に多くみられる症状です。
アキレス腱炎の典型的な症状と悪化徴候
軽度では動き始めに痛みが出て、走行中に和らぐ傾向があります。しかし、悪化すると安静時にも痛みが続き、階段昇降や歩行に支障をきたします。ふくらはぎや足首の硬さも伴うため、血流障害や柔軟性の低下が進むと回復が遅くなります。早期に適切なケアを行うことが再発防止につながります。
アキレス腱炎の放置は慢性化のリスク
アキレス腱炎を放置すると、腱の変性や断裂のリスクが高まります。特に中高年ランナーでは組織の回復力が低下しているため、慢性的な痛みや可動域制限が残ることもあります。長期的にランニングを楽しむためには、鍼灸治療やストレッチによる早めの対応が大切です。
鍼灸で行うアキレス腱炎ケアの特徴
経絡治療で全身のバランスを整える
経筋などの分野では、アキレス腱の不調は「腎経」や「膀胱経」と関係が深いとされます。梅島鍼灸院では経筋治療・経絡治療を取り入れ、ふくらはぎや足首だけでなく、全身の気血の流れを改善する施術を行います。
特に太谿(たいけい)・崑崙(こんろん)など足首周辺のツボは、疼痛軽減や腱・筋の緊張緩和に役立ちます。
低周波鍼通電で炎症部位をサポート
アキレス腱の周囲に細い鍼を打ち、低周波の微弱電流を流すことで血流を促進し、炎症の沈静化を図ります。鍼通電は筋肉の深層まで刺激が届くため、ふくらはぎの緊張を和らげてアキレス腱へのストレスを軽減します。走ると痛いと感じるランナーにとって、即効性と持続性が期待できる治療法です。
筋膜リリースとトリガーポイント治療
ふくらはぎや足底の筋膜が硬くなると、アキレス腱に余計な負担がかかります。そこで、トリガーポイント治療や筋膜リリースを組み合わせて施術することで、硬結をほぐし柔軟性を回復します。これにより、ランニング時の衝撃吸収力が高まり、足首やふくらはぎの痛みを軽減することが可能です。
アキレス腱炎患者におすすめのツボとセルフケア
アキレス腱炎に効果的なツボ
太谿(たいけい)と崑崙(こんろん)
足首の内くるぶしとアキレス腱の間にある「太谿」、外くるぶしとアキレス腱の間にある「崑崙」は、アキレス腱の緊張を和らげる代表的なツボです。軽く指で押すだけでも血流改善につながります。
下腿・ふくらはぎの不調に
承山(しょうざん)と足三里(あしさんり)
ふくらはぎの中央にある「承山」は、筋肉の張りをほぐすツボです。また、膝下に位置する「足三里」は、下肢全体の血流改善や疲労回復に有効です。ランニング後のケアに取り入れると、翌日の足の軽さが違ってきます。
太谿(たいけい) | 崑崙(こんろん) | 承山(しょうざん) | 足三里(あしさんり) |
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内くるぶしとアキレス腱の間 | 外くるぶしとアキレス腱の間 | ふくらはぎの中央 腓腹筋とアキレス腱の移行部 | すねの外側 前脛骨筋上 |
足の少陰腎経 | 足の太陽膀胱経 | 足の太陽膀胱経 | 足の陽明胃経 |
ツボ押しでセルフケアを!
ツボ押しは5秒押して5秒休むを数回繰り返すのが効果的です。また、ランニング後には冷却で炎症を抑え、就寝前にはふくらはぎを温めて血流を促進すると回復が早まります。セルフケアと鍼灸治療を組み合わせることで、再発を防ぎながら快適に走り続けられる身体づくりが可能です。
足立区梅島エリアでアキレス腱炎にお悩みの方
マラソンやランニングのシーズンが始まります。陸上競技や走るスポーツを行っている方はツボ押しなどのセルフケアと鍼灸治療の組み合わせがおススメです。
梅島鍼灸院では、丁寧なカウンセリングと個別対応で、アキレス腱炎や足底筋膜炎、自律神経の不調、関節の痛みなどに寄り添った施術を行っています。
足立区梅島エリアで、アキレス腱炎や足の痛みに困っているという方は、ぜひ一度ご相談ください。
