【ひざの痛みに鍼!】膝の悩みとはり治療

膝の痛みや膝の症状に困っている方に向けたおススメ記事

膝の痛みは日常生活に大きな影響を与えるものです。
階段の昇り降りがつらい、歩くのが辛い、運動が制限されるといった症状に悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

そんなときには鍼灸治療が効果的な選択肢となります。
鍼灸は古くから使われてきた伝統的な治療法であり、膝の痛みや不調を改善するために有効です。体の自然治癒力を高め、痛みの原因にアプローチする鍼灸は、安全で副作用の少ない治療法です。薬や手術に頼らず、自然な方法で膝の健康を取り戻しましょう。

梅島鍼灸院によく寄せられる膝周りのお悩みやその原因について記事にしました。
膝の症状にお困りの方は当院のはり治療がおススメです!

ひざが痛い…

サッカーの怪我

膝関節のバイオメカニクスは、複雑で重要な役割を果たしています。

膝は体重を支え、歩行や走行時の衝撃を吸収し、安定性を保つために設計されています。
大腿骨と脛骨が結合し、半月板や靭帯によって支えられています。

膝関節は伸展(伸ばす)や、屈曲(曲げる)、内転(足を内側に閉じる)や外転(足を外側に開く)の動きを可能にし、筋肉や軟部組織の協調作用によって安定性を保っています。
これらのバランスが崩れると、膝関節に負担がかかり、痛みや障害が引き起こされることがあります。

膝の解剖学

膝は、大腿骨(太ももの骨)と脛骨(すねの骨)が結合した関節であり、軟骨や靭帯によって支えられています。この関節は、歩行や走行時に重要な役割を果たし、正常な機能を維持するためにはバランスが重要です。

膝の疾患の上位3種

  1. 変形性膝関節症(へんけいせいしつかんせつしょう)
    : 軟骨の劣化や変形によって引き起こされる最も一般的な膝の問題です。加齢や過度の負荷が原因となることがあります。
  2. 半月板損傷(はんげつばんそんしょう)
    : 膝関節内の半月板(軟骨組織)が損傷を受けることによって起こります。急な動きや怪我が原因で発生することがあります。
  3. 膝蓋骨軟骨軟化症(しつがいこつなんこつなんかしょう)
    : 膝蓋骨(膝キャップ)の裏側の軟骨が柔らかくなる状態で、膝の曲げ伸ばし運動時に痛みを引き起こします。主に若い人に見られます。

膝関節周辺の経穴や経絡について

膝関節周辺には、中国伝統医学でいう経穴や経絡があります。これらの経穴や経絡は、体のエネルギーの流れを調整し、膝の痛みや不調の改善に役立つと考えられています。鍼灸施術では、これらのポイントを刺激することで痛みの緩和や膝の機能改善を図ります。

わかりやすく、膝の痛みに関する基本的な情報をお伝えしました。鍼灸施術では、膝関節の問題に対するアプローチに幅広い選択肢があります。

はり治療によく来るお悩み

ストレッチ体操をするねこ

膝前の痛み

膝の前の痛みが発生する要因や発生機序は複数あります。主な要因の一つは、膝関節の過度なストレスや負荷です。例えば、長時間の立ち仕事や走行時の反復的な運動は、膝関節の前方にある膝蓋骨や軟骨に過度な圧力をかけることがあります。これにより、軟骨の劣化や炎症が引き起こされ、痛みが生じることがあります。

また、筋肉の不均衡や姿勢の問題も膝の前の痛みの要因です。例えば、大腿四頭筋(前ももの筋肉)や膝蓋骨腱(膝の前の靭帯)の過度の緊張や弱さが、膝関節の負担を増加させ、痛みを引き起こすことがあります。

さらに、過去の怪我や姿勢の問題が慢性的な膝の前の痛みにつながることもあります。適切なバイオメカニクスの理解と症状の評価に基づいた施術が重要です。

膝裏の痛み

膝の後ろの痛みが発生する主な要因は、膝関節の過度な負荷や異常な動きに起因することがあります。例えば、長時間の座り続けや膝を曲げた状態での圧迫が、膝の後ろ側にある半月板や腱にストレスをかけることがあります。これによって、半月板や腱の炎症や損傷が生じ、後ろの膝の痛みが引き起こされることがあります。

また、筋肉の不均衡や姿勢の問題も後ろの膝の痛みの要因です。例えば、ハムストリングス(大腿の裏側の筋肉群)や腓腹筋(ふくらはぎの筋肉)の過度の緊張や弱さが、膝関節の安定性を損ない、後ろの膝の痛みを引き起こすことがあります。

過去の怪我や膝関節の異常な動きも後ろの膝の痛みの要因となります。膝のバイオメカニクスの理解や適切な体の使い方、姿勢の改善が、後ろの膝の痛みを軽減するために重要です。

膝OA

変形性膝関節症は、膝関節の軟骨の劣化や変形を特徴とする疾患です。主に加齢によって進行するため、60歳以上の高齢者に多く見られますが、近年では若年層にも増加傾向があります。女性にも男性よりも発症率が高く、特に更年期以降の女性に多く見られます。

病理学的には、膝関節の軟骨が劣化し、すり減っていくことで骨同士が直接摩擦する状態になります。この結果、関節痛や腫れ、運動障害が生じます。また、膝の変形や骨棘(こっきょく)の形成も見られることがあります。

変形性膝関節症のリスク因子には、遺伝的要因や肥満、関節に過度な負荷をかける職業やスポーツ、関節に対する怪我などが挙げられます。早期の段階では痛みや不快感が軽度であることが多く、適切な治療や予防が重要です。

はり治療で膝の痛みを取る

足三里のツボを含む下肢のツボ

犢鼻:とくび

部位:膝前面、膝蓋靱帯外方の陥凹部
取り方:膝を軽く曲げた時、膝蓋骨外下方にできる陥凹部
解剖:膝蓋靱帯、〈皮枝〉伏在神経膝蓋下枝

陽陵泉:ようりょうせん

部位:下腿外側、腓骨頭前下方の陥凹部
取り方:下腿外側で腓骨頭の前下部、長腓骨筋腱の前縁に取る
解剖:長腓骨筋〈筋枝〉腓骨神経〈皮枝〉後脛骨動脈など

足三里:あしさんり

部位:下腿前面、犢鼻穴と解渓穴を結んだ線上、犢鼻穴の下方3寸
取り方:犢鼻穴の下方3寸で腓骨頭の直下と脛骨粗面下端との中間、前脛骨筋中に取る
解剖:前脛骨筋〈筋枝〉深腓骨神経〈皮枝〉前脛骨動脈

鍼灸治療で症状改善へ

はり治療が及ぼす治療効果が、日常の膝の痛みや膝の違和感を解消する一つの方法になります。サッカーやバスケットボールでもACL損傷や半月板損傷はよく目にします。そのリハビリの一環として低周波治療や鍼灸治療を取り入れています。
膝の痛みは生活の質(QOL)に直結してくるため、お悩みの方はいつでもご相談ください!

梅島・西新井エリアで鍼灸をお探しの方

梅島鍼灸院では鍼灸治療、美容鍼、スポーツ鍼灸を行います。
梅島、西新井、五反野エリアから、足立区全般の患者様に多くご利用いただいています。
頭痛や腰痛、首・肩のコリや全身疲労、自律神経の乱れの治療にも有効です。
西新井・梅島エリアを含む足立区で腰痛治療をお探しの方は梅島鍼灸院にいつでもご連絡ください!

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